チャスラフスカさん死去=「体操の名花」、五輪で金7個―74歳
【ロンドン時事】1964年東京、68年メキシコ五輪の体操女子で計7個の金メダルを獲得したベラ・チャスラフスカさんが死去したことが31日、分かった。74歳だった。ロイター通信などが報じた。膵臓(すいぞう)がんを患い長く闘病していた。
プラハ出身。チェコスロバキア(当時)代表として東京五輪では個人総合、平均台、跳馬で金メダル。メキシコ五輪では個人総合連覇を果たし、跳馬と段違い平行棒、ゆかでも優勝。その優美な演技は日本でも人気があり、「五輪の名花」「体操の名花」と称賛された。
女子の体操が技の難度を競うようになる前、美しさで観客を魅了した時代を象徴する選手だった。
68年に民主化運動「プラハの春」を支持し、メキシコ五輪後も反体制の姿勢を崩さなかったため、政府の監視下に置かれて不遇な時期も過ごした。89年の共産党政権崩壊後はチェコ・オリンピック委員会会長などを務め、同国のスポーツ発展に尽力した。
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20160831-00000068-jij-spo
ネット上でのコメント
・東京五輪のときは小学生だったけど覚えてます。歴史が1つ幕を閉じましたね。
・記録映像しか記憶にないけど。優雅な対応の時代でした。ご冥福をお祈りします。
・この頃まで大人の色気って感じだったけど、最近はお子様の体操って感じだな
・そうですか、74歳ですか。東京オリンピックは52年前ですから納得ですね。当時は10代の選手はいなかったように思います。自宅には白黒テレビしかなかったけど、一生懸命見ていました。
・「また東京オリンピックに行きたい」という願いは叶わなかったが、あの世で見守って欲しい。
・ご本人が「東京オリンピックまではムリ。」とおっしゃっていたけど、早過ぎる。リオが終わったばかり。
・昔は美しさで競っていた、それも いいかもしれない。
・2020年の東京オリンピックの来賓で来てほしかった。ご冥福をお祈りします。
・ひとつの時代が終わった。